Liliの目標だった”小2で準2” ギリギリ小2の最後の試験で合格!
英検準2級を小2のLiliは2022年第二回で一度受験するものの、一次試験で不合格。英検での初めての挫折ですごく悔しい気持ちを経験しました。
その後、第三回の受験で合格。2回試験を受けてみて、合格には最低限のライティングの点数が必要だということを実感しました。
実際に感じたこと、やった小学生でもできる対策方法をご紹介します。
小学生の英検準2級対策方法
母目線で感じたこと
英検5級から問題を見ていると級が上がるごとに内容自体も難しくなってきます。これはテクニック的なものだけではなく、内容そのものが難しいです。特に3級から準2級で急に試験内容が難しくなったと感じました。出題される語彙力もより高度なものになります。
例えば、社会ならGovernment(政府)、Politics(政治)、Economy(経済)理科ならScience(理科)、Biology(生物学)、など。
ママ〜、Biologyってなに?Economyってなに?Taxってなに〜?
このオンパレード。そもそもその日本語を知らないので、その説明からスタートするような感じでした。そして、その言葉が長文読解の中に入っていてもなかなか想像ができない。また、普段国語では物語文を読むことが多く説明文の文章に触れる回数が少なかったので、国語のドリルで説明文に触れるよう意識したり。英語と日本語を同時に学んでいるような印象でした。
英語から日本語を覚えるのでもいいか、それもある種のやり方だしな。
準2級一次試験対策
準2級では、自分の意見を問われる問題がでます。その問われる内容も3級に比べるとグンと上がるように感じました。英語は試験のために勉強するのではなく、英語は自分の意見を相手に伝えられるようにするための手段なので、英検のライティングでは、なにをどう考えているか?を答えるため、英語のあるべき姿を問われているなと感じます。
対策としては、全ての項目で100%の正解率を目指すより、得意なところや点数が取りやすいところ、点数を伸ばしやすいところを伸ばす作戦で進めました。
Liliはリスニングとリーディングが得意なので、リスニングのアプリを毎日解くことと英文の多読&問題を解くを意識しました。リーディングは、国語にも通じるものがあるので、この機会に国語のドリルも並走してやっていました!
実際にやったこと
- リスニングのアプリで毎日リスニング問題を解く
- 長文読解に出るような英文をたくさん読む
ライティング対策
ライティングは4つの観点から減点方式で配点される。
1. 問題に対して、出題の意図に合った内容になっているか。
2. 文章の構成が論理的になっているか。
3. 適切な単語、表現がされているか。
4. 間違った文法は使っていないか。
減点ポイントをチェックして型に当てはめて書いていけばOK!
一番点数を伸ばしやすい問題はライティングです。
ライティングは型を覚えれば点数が取りやすくなります。型を覚えるだけなんて意味ないのでは?とも思いましたが、何度も同じ型を書くことで他の言葉で当てはめられるようになり、他の言い回しができるようになります。同じことを書き続けることにも意味があるので、ライティング対策では力を入れてやってほしいです。
Question
Do you think more people will read e-book in the future?
Answer
Yes, I think more people will read e-book in the future.
I have two reasons.
First, it is convenient for people to read e-books.
They can read anytime.
Second, people can save time.
For example, they don't have to go to book stores so they can stay home.
For the reasons, I think people will read e-book in the future.
(60語)
ライティングはポイントを抑えることで、最低限の点数が取れるので対策次第で伸ばすことができます!
ライティングの型を覚えよう!
Question
Do you think more people will read e-book in the future?
1. 賛成か反対を決める。
質問に対して、賛成か反対を決めます。
賛成・反対を決める時には、実際に文章に起こすことができるかで決める。仮に自分の意見が賛成でも理由をうまく書けないのであれば、反対意見を書くことを優先するべき!
私は賛成意見だから、賛成の理由を書きたい!でも書けない…
テストでは”きちんと意見を書けること”が正解で、自分の意見を正しく伝えることが正解とは限らない。
2. 型にはめて答えていく。
Question
Do you think more people will read e-book in the future?
① Yes, I think more people will read e-book in the future.
Yes, I think の後は、質問文をそのまま写します。
(Noの場合は、No, I don't think more people will read e-book in the future.)
② I have two reasons.
理由は必ず2つ記入しないといけないので、2つ理由がありますと書く。
③ First, it is convenient for people to read e-books.
・文頭は、First, から始める。
・続く文章は「it is 〜 for 人 to 動詞」の構文で書く。
今回の問題の場合は、it is convenient for people to read e-book.
to以下は、問題文の必要箇所を写す。
④ They can read anytime.
・1文目の補足を書く。
・必ず、主語をtheyにする。主語をpeopleと書かない。
⑤ Second, people can save time.
・文頭は、Second, から始める。
・2つ目の理由では、it is 〜 for 人 to 動詞の構文は使わない。別の言い回しで書く。
⑥ For example, they don't have to go to book stores so they can stay home.
・例えばの例を挙げる。
⑦ For the reasons, I think people will read e-book in the future.
・最後のまとめを書きます。
ポイント
- 質問には2つの理由を書く
- 語数は50文字以上(50〜60文字)
- 同じ言い回しを使用しない
- 型を覚えて当てはめていく
この型を何度も書くことで、書けるレパートリーが増えていきます。何度も書くうちに書くことに慣れ、書くスピードも早くなってきます。ライティングは慣れに近いので、何度も書いて練習して本番を迎えてみてください!